プログラマーが残業を減らすためには、作業スピードを維持することが大切です。
しかし、漠然と作業をしていると、気付かない内にスピードは落ちてしまう恐れがあります。作業スピードが落ちれば、それだけ仕事を終わらせるために必要な時間が増え、残業も増えてしまうのです。

したがって、残業増加に繋がる作業スピードの低下を防ぐために、仕事をいくつかの段階に分けるようにスケジュール管理をすると良いです。そして、段階ごとに締め切り期限を設けるのです。そうすると、その締め切りまでに終わらせなければならないという焦燥感が生まれ、作業スピードが落ちにくいでしょう。

作業を複数の段階に分ける際には、切りが良い部分など、わかりやすいゴールを設けることが望ましいです。締め切りに間に合うと共に、そのゴールを達成したという充実感を得られると、モチベーションを維持しやすくなり、作業スピードの低下も防げます。

また、仕事に関係する無駄な時間ロスや、必要以上に時間がかかってしまっている作業など、仕事に関する様々なデータを、目で確認できるようにスケジュール管理をすることも大切です。そのため、細分化した作業の、段階ごとの時間を測定するようにしましょう。
その上で、時間がかかり過ぎている部分は、自分で時間短縮ができるよう工夫したり、他の人にサポートを依頼したりして、早めに終わらせられるようにしましょう。そうすると、作業全体の時間が短くなり、残業の必要性が低くなります。